日本のカジノどうなった?場所やいつ解禁されるのか2024年最新情報まとめ!

日本のカジノどうなった?場所やいつ解禁されるのか2024年最新情報まとめ!

ラスベガスやマカオなどに旅行に行く人はカジノが目当てという人も多いのではないでしょうか。

2016年にIR推進法(カジノ法案)が成立し、ついに日本 カジノができると大きな話題となりましたが、最近ではあまりカジノの話を耳にする機会がなく、「日本のカジノ建設はどうなった?」と疑問に思った人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、2024年現在の日本のカジノ情報をご紹介します。

日本のカジノに必要なIR推進法とは?

2016年にIR推進法が成立し、賛否両論大きな話題となりました。「カジノ法案」と呼ばれることもあるIR推進法ですが、名前の通りカジノ 日本に作るだけの法律と勘違いしている方も多いかもしれません。

IR推進法の正式名称は「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」で、”特定複合観光施設”をIR(統合型リゾート)と呼びます。

IR推進法(カジノ法案)の目的とは

IRとはカジノだけではなく、ホテルやショッピングモールなどの施設が統合されたリゾート地で、海外からの観光客を呼び込み、長期間滞在してもらうための観光地として整備するという法律です。

そしてカジノ運営による収益により、自治体の財政難を改善させる目的もあります。

日本のカジノ建設の有力候補地はどこ?

https://x.com/detteRu_kab/status/1638544443648385026

2018年に「IR整備法」が成立してから、日本全国の様々な自治体がカジノ候補地として名乗りを上げましたが、2024年現在でのカジノ建設有力地はどこなのでしょうか。

大阪府大阪市「夢洲」が最有力

現在カジノ建設地の最有力候補は、大阪市の埋立地である「夢洲」です。

夢洲は2025年に開催予定の万博会場としても知られており、2023年4月に国土交通省がIR区域整備計画を認定しました。

大阪のIRはカジノ施設はもちろん、ホテル3つと国際会議場で構成される予定で、年間来場者数は2,000万人、年間売上は約5,200億円(うちカジノは4,200億円)を見込んでいます。

ただし、埋立地であるため地盤の強さに懸念があり、液状化対策の工事が必要だと言われています。

長崎県佐世保市「ハウステンボス」

長崎県は、佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」の隣接地にIRの誘致を目指して整備計画を2022年に申請しています。

ハウステンボスは既に有名な観光地であることからアクセスも良く、年間840万人の来場者を想定しています。

しかし、2023年12月に長崎県が提出した計画がIR整備法の基本方針の要求基準を満たしていないとして不認定を受けています。

そのため、現時点では建設予定はありませんが、次期の誘致で再度計画を提出する可能性は十分にあります。

いつごろ日本にカジノができるのか

2016年にIR法案(カジノ法案)が成立してから、カジノ候補地として決定したのは大阪のみです。では、その大阪のカジノはいつオープンするのでしょうか。

今のところの開業予定は2030年秋頃とされ、2025年春頃から建設工事が開始される予定となっています。

ちなみに、大阪にできるIR施設の事業者は「大阪IR株式会社」で、アメリカのMGMリゾーツ・インターナショナル日本法人とオリックスが主な株主の合同会社です。

まとめ

2016年にIR推進法が成立し、カジノ法案と呼ばれ賛否両論大きな話題となりましたが、最近はあまりニュースなどでも取り上げられなくなり、日本のカジノはどうなったのか気になる人も多くいます。

現在、カジノ施設の建設予定として決定しているのは大阪府大阪市の「夢洲」のみで、開業予定は2030年とされています。

今後、複数の都市でカジノ施設がオープンされる可能性もあり、海外からの観光客を呼び込むことで財政難を改善することが期待されています。