コロナ禍が落ち着き、海外旅行が可能になりました。しかし円安のため少しでも旅行費用を抑えたいという人がとても多いと思います。今回は国際線の航空券をお得に買うためのタイミングや注意点をお伝えしていきます。
航空券の高騰
やっと海外旅行に躊躇なく行くことが出来るようになったものの、航空券が数年前に比べると高騰しています。その理由としては円安や燃料価格上昇、物価高の影響であったり人手不足が関係していると言われています。様々な理由で高騰する中、いかに安い時期に航空券を買うことが出来るかが大事です。
何日前に買う?
国際線の航空券は旅行の予定日から何日前までに買うのが安いのでしょうか?航空券は搭乗の3カ月から6カ月前が最適なタイミングだと言われているそうです。基本的に国際線は早ければ早いほどお得に購入することができます。1カ月から2週間前になると航空券が高くなるので行く日が決まっている場合は早めに予約しておきましょう。
各社の予約開始日
国際線の航空券の予約開始日は会社によってこのように明記されています。
- JAL 出発日の360日前の午前10時
- ANA 出発日の365日前の午前9時
- LCC(格安航空券) 会社によって異なる
このようにどの航空会社に乗るかによって予約方法や開始日が異なります。早い計画とこまめにチェックする必要があると思います。なお、ANAバリュープレミアムは1月下旬、8月下旬の一斉販売です。乗り換えがあるANAスーパートランジットの場合だと搭乗2ヶ月前に予約となっています。
注意すべきポイント
航空券を購入するうえで注意すべきポイントを紹介していきます。
安く買うには平日
多くの方は休日の土日に航空券を予約しがちだと思います。しかし、火曜日にセール情報が公開されるので翌日の水曜日が安いことが多いです。そのうえ土日は少し値上がりする傾向にあります。国際線の航空券をお得に買うには何日前であっても安い可能性の高い平日に予約することをおすすめします。
オフシーズンが狙い目
オフシーズンの航空券は同じ目的地でも最大で繁忙期の半分ほどの費用で行けるケースもあります。安い時期に航空券を購入するには長期休みの間や夏休み前を狙って予定を立ててみてください。夜間便や早期便の航空券を買うとホテル代も浮くので一石二鳥です。
オフシーズンの目安
人気の海外旅行先のオフシーズンをまとめました。大きい休みがない時期や2、6、11月が安くなる傾向があります。
- ロンドン/1.2.4.5月
- パリ/1.3〜5月
- ローマ/3〜5月.7月
- ロサンゼルス/2.4〜6月
- ニューヨーク/1〜4月
- ハワイ/4〜7月
- 韓国/2.4.6.7月
- 台湾/4〜7月
- 香港/4〜7月
- タイ/4〜7月
- シドニー/4〜7月
- グアム/4〜7月
直前の購入
国際線の航空券はホテルなどと同様に直前の購入でも安くなることがあります。ただし、絶対に航空券が買える保証はないので出来れば早めに買うのがいいと思います。各社ごとの直前割引はJALのセイバー、ANAのANA VALUE、スカイマークのいま得、たす得そしてAIRDOのDOバリューが対象です。
株主優待券でお得に
株主になることによって割引や特典、通常価格よりお得になる場合があります。タイムセール先着順であったり、搭乗したい便で株主優待券が使えるのかあらかじめ確認する必要があります。使う頻度が高い人や投資に興味のある人は一度利用してみて下さい。
まとめ
今回は安い国際線の航空券を購入するには何日前がいいのか調査しました。何日前に購入するかによって価格に大きな差があります。航空券は搭乗の3カ月から6カ月前が安いタイミングです。年末年始やお盆のシーズンに搭乗する際は平日に予約したり、株主優待券を使って安く購入してみてはいかがですか?