世界で英語を話す人口は約15億人と言われています。日本においても義務教育での英語学習や英会話塾、オンライン英会話など英語に関する環境が整えられてきました。中には語学留学を検討している方もいると思います。
私が最もおすすめしているのはぶっちゃけ、長期間の海外での滞在です。学校に行かずとも英語を話す友達を作れば徐々に話せるようにはなります。そうと言っても家庭や時間の都合で誰しもができるわけではないです。
この本質は「海外でリアルな英会話をする」ということです。語学留学の魅力は語学を学ぶことだけではなりません。一歩外に出れば英語を話す環境がいくらでもあり、友達も作り放題です。
“教室で語学を学んだ後は日本人と日本語で喋る”という無駄なことをしちゃうなと想像できる人は語学留学はやめましょう。お金がもったいないです。
語学留学の本質は、安全に海外に滞在できること
自論になりますが、語学留学の本質は安全に海外に滞在できることだと思っています。先述した通り、私の考えでは海外に飛び出して友達を作り無理やり英会話しているうちに上達するというやり方が一番だと思っていますが、誰しもができるわけではないです。この中の本質は海外に飛び出すことであるため、少しハードルを下げた手段は語学留学ということです。
サポート体制がしっかりしている
語学留学であれば、ホームステイや学校の寮など自分でホテルを探して滞在するよりも安全です。トラブルに巻き込まれても学校の先生に連絡すればサポートしてくれます。さらに言えば日本語が伝わるスタッフもいます。
逆にこの環境を最大限に活かすことを考えましょう。海外で最低限の安全を確保できているなら、学校の外に飛び出して友達を作りましょう。拙い英語かもしれませんが、しっかり聞こうとしてくれます。私たち日本人も一生懸命日本語を話そうとしている外国人をバカにはしないはずです。
体験談:留学生が多い地域なら特にそこにすむ現地人は理解してくれます。フィリピンのセブ島は英語留学が盛んな地域で、よく旅行していました。声かけた人みんなに「study English?」って聞かれるので何度か留学生のフリして喋っていたら、いつもよりゆっくり話してくれました(笑)留学生かどうか確認するほど留学生が多い地域だからこそ挑戦しやすい環境が整っています。
インプットとアウトプットのサイクルが完璧
「インプット=知識を吸収すること=座学」
「アウトプット=知識を出すこと=実践」
インプットをし続けていても、それは結局身になりません。中学、高校でそれをかなり体験してきたはずです。受験のための座学をし続けた結果日本人のほとんどが英会話ができていません。それは座学が悪いのではなく、”アウトプットする環境がなかった”これが一番の原因です。
せっかくの語学留学で同じことをしてはいけません。基本的に学校内でも全て英語だからアウトプットにはなりますが、それはあくまでもアウトプットの練習です。
何度もくどいですが、大切なことなのでいいます。
実践的なアウトプットをするためにも、学校外で友達作って話すことが一番です!!!
英語を学ぶ4つの行動
高校英語で分類されているので知っているかもしれません。
①Reading ②Writing ③Speaking ④Listening
日本の教育では、①と②を特に力を入れているので、話せないのに読める、話せないのに書けるという不思議な現象になっています。逆にフィリピンの大人たち(中でも英語を教育で学んでこなかった人)は読めないし書けないのに、めちゃくちゃ流暢な英語を話す人がいます。
通訳や翻訳などの仕事で英語を使う人以外は基本的にSpeakingとListeningができるように徹底すればいいです。特にSpeakingが大切です。「話すということはつまり同時に聞くこと」もしているからです。自分が発している言葉を理解しているのは聞くことを同時にしているためなので、Speakingは一石二鳥なのです。
一番大切なのは英会話し続ける環境を作り出すこと
海外に行くにしろ、日本にいるにしろ、一番大切なのは英会話し続ける環境を作り出すことです。日本では、基本日本語だし、嫌でも日本語が耳に入ります。だからこそ、英語を学ぶには海外がいい理由は常に英語が聞こえる環境になるから。
環境は人の行動を変え、変えた行動は人の思考を変える
ピンとこない人は逆から考えてみましょう。
「英語を話せるようになりたい!」という思考を動かすには、「英語を学ぶ」という行動をしなければなりません。では英語を学ぶためにどんな環境を用意しますか?
①日本での英会話塾 ②語学留学
どちらの環境があなたの行動と思考を変える環境になるか判断してみてください。
終わり