コロナウイルスが世界中に蔓延している中、徐々にロックダウンの解除やディズニーランド上海の開園など日常に戻るような動きが見られるようになりました。
国内旅行の需要は徐々に戻りつつも、国外旅行の需要は完全に戻るまで1年以上はかかると言われています。
私も7月からフィリピンに長期滞在するつもりで航空券や住居の手配をしていましたが、全てパーになりそうです、、
海外旅行が好きな人は世界中に多い上に、日本のような観光大国はインバウンドによる経済効果を期待するために様々な施策を打つことになるでしょう。
コロナ前の旅行者が気にしていなかったポイントがアフターコロナでは気にするようになると推測できます。
これは完全に私個人的な予想ですので、一つの意見として捉えていただければと思います。
アフターコロナによって旅行者の意識や行動はどう変化するのか考察します。
旅行先への意識:
都市や観光名所▶︎▶︎▶︎田舎やアウトドア
これまでの観光客は首都や有名な都市に集まる傾向が強かったです。特に日本では東京、大阪、京都、福岡、札幌など日本人の人口が多く経済的に盛り上がっているところに外国人観光客が多く集まっていました。
コロナの影響により、人と人の距離を保つようになりました。ソーシャルディスタンスと言われているやつですね。
このマナーはいずれ習慣へと変わり、今までのような人が密集した場所への観光が避けられると考えられます。
そもそも人の数が少ない田舎や郊外都市に観光客が集まると推測できます。
特に自然が豊かな場所。
体験で言ったら、キャンプや釣り、グランピング、海水浴など常に空気が新鮮かつ人との距離を保てるアウトドアが流行すると思います。
航空会社の選び方:
安さ▶︎▶︎▶︎清潔感、直行便
数年前にLCC(格安航空会社)が増加し、今では当たり前のように利用者が定着しました。しかし、経済状況の破綻により、統合合併などが始まり、航空会社の数自体も減ると予測されます。
今まで安く目的地に行けることが重要視されており、乗り換えが多少多くても安ければ良いという旅行者もかなり多かったです。
しかし、飛行機は密閉空間で、一度フライトが始まれば数時間は同じ場所に拘束されます。常に空気が循環されていたとしても同じ場所に居続けるストレスは辛いものです。
そのため、コロナに対する対処や清潔感、安全性などが優先されると予想します。そうすると必然的に目的地に早くつける直行便の需要が高まるでしょう。金額が多少高くなっても命に関わるウイルスへの対策がされている飛行機の方が優先されるというわけです。
ホテルの選び方:
低価格▶︎▶︎▶︎清潔感、安全性
ホテルに関しても航空会社と似たような傾向になると予測されます。
またホテルに関しては、人が密集するロビーやフロントデスクの改善、現金を使わないキャッシュレス化、大浴場よりも部屋風呂など様々な変化が見られると予想します。
現に、日本で営業を続けているホテルでは、レストランでの食事から部屋食へ提供を変えたところも多く存在します。
一度根付いた風習は元に戻るまで時間がかかるものです。
しばらくは他の利用者との距離を保てる事業展開に需要が集まるでしょう。
まとめ:アフターコロナはまるで別世界
観光に関することだけでなく、様々な業界、業種で変化が求められています。
「今まで常識だったことが非常識になり、非常識だったことが常識へ」と変わっていきます。
今は旅行したい欲求を抑え、安心して世界中旅行できる世の中になるよう日々の行動にメリハリをつけましょう。