昨今は、YouTubeで好きな番組を好きなときに見られる時代になりましたね。今子育てをしている人たちが子どもの頃は、地上波放送でアニメを見るという幼少期を過ごした人が多いことでしょう。家族で食卓を囲みながら見たり、お気に入りのアニメは録画して何度も見たり、私たちの幼少期を彩ってくれた思い出の1つですよね。この記事では、子どもの頃に見てよかった名作アニメをベスト5にしてお伝えしていきます。子どもの頃見て教訓を得た作品をまとめましたので、ぜひ家族で見たいアニメとして候補に入れてみてくださいね!
家族で改めて見たい!名作おすすめアニメベスト5
第5位:機動戦士ガンダム
機動戦士ガンダムは、主人公のアムロ・レイが住んでいる町が攻撃され、アムロがガンダムに乗って戦う…という物語。発端は、ガンダムの世界で地球の人口が増えすぎたことにより、地球から人を減らそうという衝撃的な計画が進められます。そして、宇宙に”コロニー”と呼ばれる新たな生息地を作り、貧困層をコロニーに強制送還。地球の植民地として不当な扱いを受けたコロニーの人々が地球に反撃し、戦争が勃発するという、ショッキングながらも学びの多い物語になっています。子どもに戦争を説明するのは難しいですが、ガンダムを見ながらその恐ろしさを共有し、政治や選挙に絡めて、家族で今後の日本社会について話し合う場を設けてみても良いかもしれませんね。
第4位:フランダースの犬
ベルギー・フラーンデーレン地方を舞台に、少年ネロと愛犬パトラッシュの絆を描いた、涙なしでは見られない名作。おじいさんとパトラッシュと3人で貧しく暮らしていたネロは、放火犯の濡れ衣を着せられて仕事も奪われ、さらにはおじいさんも亡くし、無一文になってしまいます。もちろん家賃も払えず、家も追い出されることに。ネロは画家を目指してコンクールに応募し、優勝すればみんなに認めてもらえると望みを賭けていましたが、結果は落選。何もかも失ったネロは、パトラッシュを強く抱きしめながら極寒の吹雪の中、命を落とす…という、これほどにない悲劇として知られていますね。この物語を教訓に、今ある幸せを再確認してほしいという思いで、子どもに見せたいと感じる親御さんが多いそうですよ。
第3位:キテレツ大百科
ドラえもんの作者・藤子不二雄氏によるもう1つの名作。ドラえもんと世界観の似た、SF作品として知られています。現在も続くドラえもんとは違い、キテレツ大百科はすっかり懐かしいアニメとなってしまいましたが、そのクオリティーや学びは色褪せずにずっと、私たちの心に残り続けていますよね。江戸時代の発明家を先祖に持つキテレツ少年が、様々な発明道具を作り出し、それを使ったハプニングなどが描かれるギャグ漫画にもなっています。そんな天才・キテレツ少年が作った、コロ助というロボットがまた可愛くて、作品の世界観を和ませてくれる存在でしたよね。すでに有能な発明家であったキテレツ少年の聡明な言動から学ぶことも多くあれば、ブタゴリラやトンガリというクラスメイトとの関係性、そしてクラスのマドンナ・みよちゃんとキテレツ少年の恋模様など、子どもでも楽しめるサイドストーリーも充実した名作アニメでした。
第2位:まんが日本昔ばなし
日本各地に伝わる昔話が映像化されたまんが日本昔ばなしは、人生における大事な教訓が詰まった名作アニメでしたね。「こぶとり爺さん」や「さるかに合戦」、「桃太郎」など、子どもが小さな頃から慣れ親しんでおきたい名作童話だけでなく、「しゃれこうべの歌」「飯降山」など、大人でも倫理見や理性、物事の善悪、思想について考えさせられる物語も多かったですよね。
子どもの学びにつながる作品もあれば、少々過激な回やホラー要素を含んだ大人向けアニメの回もありますので、一緒に見る際には注意してくださいね。
第1位:となりのトトロ
ジブリの名作・となりのトトロ。明るい気持ちになることができ、また主人公のサツキとメイといっしょに不思議な体験をすることもでき、思いやりや優しさ、家族や友達との関係性についてもアニメで学べる、まさに子どもに見せたい作品堂々の第1位でした。映像も美しく、それに伴う音楽も素敵で、家族全員でトトロの世界見に浸れる、現実離れした作品になっていますね。ジブリには「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」など、教訓の多い作品が多々ありますが、子どもと一緒に見るならばまずトトロから!という親御さんの声が多かったですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。幼い頃見て、印象深かった作品はありましたか?子どもの頃に見るアニメは、大人になってからも独特の印象が残ることって多いですよね。子どもならではの受け取り方や感じ方などが、大人になってもそのまま作品のイメージとして脳裏から離れないなんてことも。お子さんがいる方は、家族でもう一度懐かしの名作を見てみることで、また違った印象が芽生えるかもしれませんね!