皆さんは「ワードウルフ」というゲームをご存知ですか?複数人で遊べる人気パーティゲームがワードウルフです!
今回はワードウルフのルールなどについて紹介します。
ワードウルフとは
ワードウルフとは、複数人である一つのテーマについて話をしている中で、一人だけ違うテーマについて話している人物を推理して当てるというゲームです。実はこのゲームが考案されたのは2003年のこと。今から20年以上前に、知的遊戯に精通する川崎晋氏によってアイデアが出されており、その後はゲームサークルなどで遊ばれていました。初めて商業出版されたのは2012年のことで、その後はスマートフォンアプリとしても公開され、今に至ります。
ワードウルフのルール
プレイヤーには初めに会話のテーマとなるお題がそれぞれ伝えられます。プレイヤーの中で一人だけには違うテーマが伝えられ、残りのメンバー全員には同じテーマが伝えられるので、この時にプレイヤー間でテーマの共有をしてはいけません(例えば、紙でテーマが知らされるなら、その紙を他のプレイヤーには見せてはいけません)。
その後、それぞれが伝えられたテーマについて一定時間会話します。この時、ズバリ自分に伝えられた言葉を口にするのは推奨されません。
仲間外れは誰かを見抜く
みんな同じテーマについて話をしているので話は噛み合うはずですが、一人だけ違うテーマを知らされている人の話は他のプレイヤーからすると違和感を覚えるかもしれません。ワードウルフは、話をしているうちに仲間外れは誰なのかを見抜くゲームです。話の時間が終わった後は、一人だけ違うテーマを渡されたと思う人を投票で決めます。多数決で仲間外れだった人が最多票になったら、残りのプレイヤーが勝利。みんなと同じテーマを渡された人が最多票になったら仲間外れだった人の勝利です。
「自分が仲間外れ」だと察知する
注意すべきは、ゲーム開始時点では自分が仲間外れなのかどうかは分からないという点です。ゲームの中で、自分は多数派なのかそうではないのかを見抜かなければなりません。他の複数人の発言を聞いて「どうも自分のテーマと噛み合わないな」と思ったら、自分が仲間はずれだということになります。なるべくボロを出さないようにうまく他の人の発言に乗っかることが大事です。
ワードウルフのお題例
ワードウルフのアプリなどでは、基本的に多数派のテーマと仲間はずれのテーマで、ある程度共通点があるものになっていることが多いです。友達同士でやる際に、誰か一人がGMとして人力でお題を用意する場合も、二つのテーマには共通点があるものを用意したほうが、すぐに仲間外れがバレてしまうということになりづらくて良いですよ。ワードウルフのお題の例は、以下の通りです。
- 犬と猫(動物括り)
- りんごとみかん(果物括り)
- 野球とサッカー(スポーツ括り)
- 夏と冬(季節括り)
- カレーとラーメン(料理括り)
友人同士で遊ぶ場合は、「告白した回数とされた回数」のようなプライベートなお題や
「〇〇先生と△△先生」のようなコアなお題にするのもいいでしょう。
ワードウルフのコツは?
仲間外れの側の時に迂闊な発言を行うと一発で「この人が仲間はずれだ!」とバレてしまいますし、逆に多数派の時には仲間外れのプレイヤーに「多数派のテーマは何なのか」を察知され、うまく乗っかられてしまう恐れがあります。基本慎重に、探りながら話し合いを行うのがワードウルフのコツです。
自分が多数派だと思った時は、口数が少ないプレイヤーに話を振ってみたりして仲間外れをあぶり出すのがコツの一つです。仲間外れになったことを察したプレイヤーは、いかに早く相手のテーマを察知する事ができるかが勝負の鍵ですよ!
あえて堂々と喋ってみるのも手
ただ、肝心なのはゲームに勝つことではなくゲームを楽しむこと。あえて大胆な発言を行い、自分が仲間外れだったことがバレてしまった時も、他のプレイヤーからすると予想外の発言に笑いが生まれて場が盛り上がるかもしれません。
また、自分が先陣を切って突っ込んだ話をした結果、多数派のプレイヤーが「自分が少数派かも」と誤解する、なんて場面を作ることもできるでしょう。どちらにしても、堂々としておくのも一つのコツと言えます。
最後に
今回はワードウルフのルールやコツなどを紹介しました。友達同士で手軽に盛り上がることができるワードウルフ。皆さんも是非遊んでみてくださいね!