ポーカーの「アンティ」とは?ブラインドとの違いや使用場面を解説

ポーカーの「アンティ」とは?ブラインドとの違いや使用場面を解説

カジノは、おすすめカジノを見ていただいてわかるように、様々なゲームやルールがあるので自分の気に入ったゲームで賭けを楽しむことができます。しかし、実際の会場でカジノを楽しめる海外カジノでは日本語対応していない場合もあり、細かい事がわからない場合でもなかなかまわりには聞きづらいですよね。

こちらの記事では、その中でも混乱を招きやすいポーカーのアンティについて解説していきたいと思います。

ポーカー用語解説

アンティの解説に入る前に、ポーカーで知っておく必要がある用語を解説していきたいと思います。自分の手番が回ってきた際にプレイヤーは以下のアクションから選択をする必要があります。

  • ベット(Bet)/ビッド(Bid):チップを賭ける。
  • コール(Call):左の人と同額のチップを賭ける。
  • レイズ(Raise):左の人より大きいチップを賭ける。
  • オールイン(All-in):自分の手持ちのチップをすべて賭ける。
  • パス(Pass)/チェック(Check):ベットをしない。(そのラウンドで他のプレイヤーがベットをしていない場合のみ可能)
  • フォールド(Fold)/ダウン(Down)/ドロップ(Drop):ゲームを降りる。

ポーカーの流れ

アクションの意味を把握したところで、ポーカーの基本的な流れをみていきましょう。

  1. ディーラーがトランプのカード5枚を左から順にそれぞれのプレイヤー、ディーラーに配る。残ったカードはストックまたはコミュニティカードとなる。
  2. 配られたカードの組み合わせをみて、ディーラーの左側のプレイヤーから時計回りでアクションを選択する。
  3. 誰もレイズをせずに手番が一周したら、ディーラーの左側の残っているプレイヤーから時計回りで、手札から不要なカードを選び捨て、捨てた枚数分のカードをストックまたはコミュニティカードからもらう。
  4. 全員がカードを交換したら、一周目で最初にベットをしたプレイヤーから時計回りで再度アクションを選択する。
  5. ③④を繰り返し、誰もレイズをせずに手番が一周するか、全員がフォールドとなったらそれぞれのカードを公開する。

最終的に残ったプレイヤーの中から、より強い役の5枚のカードの組み合わせを持っているプレイヤーが勝ちとなります。

ポーカーのアンティとは

ルールを把握したところで、本題のアンティについて解説します。アンティとはポーカーのラウンドに対しての参加費で、ブラックジャックやバカラで言うところのオリジナルベットにあたります。語源はラテン語の「先に、前に」を表す「ante」といわれており、アンティはラウンドが始まる前に支払う必要があります。

一部のポーカーゲームやオンラインカジノのポーカーではアンティは不要ですが、店舗のカジノではアンティを求められる場合があります。

ポーカーでは「ブラインド」とよばれる強制ベットをする形式がありますが、アンティ、ブラインドの両方ともプレイヤーがチップを出す事で守りのプレイを少なくし、ゲームを活発に進める、という目的があります。また、勝った場合の勝利金額が大きくなる、という点もポイントです。

混同されがちなアンティとブラインドの違いについてみていきましょう。

アンティ

誰が払う?:参加するすべてのプレイヤー

いつ払う?:ラウンド開始前(上記①の前)

額は?:テーブル指定の額のチップ

ブラインド

誰が払う?: ディーラーの左のプレイヤー(スモールブラインド )とその左のプレイヤー(ビッグブラインド)2人

いつ払う?:カードを見る前(上記①のとき)

額は?:テーブル指定の最低チップ額の半額をスモールブラインドが、最低チップ額をビッグブラインドが出す

まとめ

ポーカーのアンティはチップを失う分、損をしていると思われがちですが、ゲームの流れをより刺激的にし、勝った場合の勝利金も増える、という大きなメリットがあります。ポーカーのテーブルを選ぶ際はアンティの有無を確認し、ゲームを楽しみましょう。