世界中からトッププレイヤーたちが集うポーカー界最大の祭典「WSOP（ワールドシリーズ・オブ・ポーカー）」には、毎年数千人の参加者が集まり、優勝賞金10億円を目指して熱戦を繰り広げます。日本でもポーカー人気が高まり、近年はWSOP 日本人プレイヤーも増えています。では、過去に出場した日本人プレイヤーたちはどのような成績を残してきたのでしょうか？本記事では、WSOPについての基礎知識や、日本人選手たちの活躍について解説していきます。
WSOPとは？
WSOP（ワールドシリーズ・オブ・ポーカー）は、ポーカーの世界大会であり、毎年アメリカのラスベガスで開催されます。1970年に初めて開催され、それ以来、世界中から多くのプレイヤーが参加し、ポーカーの最高峰の一つとして認知されています。WSOPのメインイベントは、世界中から集まったトッププレイヤーたちが競い合う、ポーカーの最高峰といえるトーナメントで、メインイベントをはじめとした様々な種目があります。メインイベントに優勝したプレイヤーには、ポーカーの世界チャンピオンの称号と、日本円で約10億円が与えられます。過去にWSOPのメインイベントで日本人選手が優勝したことはありませんが、複数の日本人選手が入賞しています。
WSOPに参加するには？
WSOPに参加するには、まずは事前にオンライン予選に参加するか、現地のカジノで開催されるサテライトトーナメントに出場する必要があります。サテライトトーナメントは、WSOPメインイベントへの参加権をかけた予選で、参加費用が比較的安いため、多くのプレイヤーが参加しています。
また、直接メインイベントに参加するには、約10,000ドル（約130万円）の参加費用が必要です。この参加費用は一般のプレイヤーにとっては高額であり、プロプレイヤーでなければなかなか参加することができません。しかし、各国から選ばれた予選トーナメントの優勝者には、参加費用が免除されるなどの特典があります。
今年のWSOPはいつ開催される？
WSOP 2023のスケジュールは、2023年5月30日から7月18日までの期間、ラスベガス・ストリップのParis Las VegasとHorseshoe Las Vegasで開催されます。今年のトーナメントは前回の成功を受けて、最大かつ最高のWSOPになることが期待されており、メインイベントは7月3日から7月6日にかけて、4日間で行われます。また、2023年のトーナメントスケジュールの一部も発表されており、選手たちは500ドルから250,000ドルまでのバイインを持つ様々なトーナメントに参加することができます。今年のトーナメントは過去最高のものになると期待されています。
WSOPで活躍した日本人選手
今までのWSOP 日本人選手を3人紹介します！その選手たちの活躍も見てみましょう！
小倉孝（オグラ タカシ）
小倉孝さんは、異色の経歴を持つ方で、プロポーカープレイヤーとしてだけでなくプロ雀士としても活躍しています。特に、テキサスホールデムというポーカーゲームにおいては、その強さが知られており、2012年のWSOPのメインイベントでは当時の日本人最高位である64位に入賞しました。さらに、オンラインポーカーアプリのアンバサダー＆プロ契約を締結するなど、多方面で活躍されています。また、GYAO！のWG POKERのアドバイザーも務め、メディア露出も多い小倉プロの今後のランキング争いへの参加が注目されます。
名和大貴（ナワ ヒロキ）
名和大貴さんは、海外のポーカートーナメントに出場した経験があり、2019年のWSOPメインイベントで25位に入賞し、日本人で最高位だった小倉孝さんを超え、日本人歴代最高位を樹立しました。この結果、彼は一気に注目を浴びました。また、彼のポーカーの師匠は「世界のヨコサワ」さんであることも注目されました。
木原直哉（キハラ ナオヤ）
木原直哉さんは、2012年のWSOPのサブイベント「ポット・リミット・オマハ・シックス・ハンデッド」で初の日本人優勝者となり、約5,600万円の賞金を手にしました。その後、世界最大のオンラインポーカーサイト「PokerStars」と契約し、2012年の第42回世界ポーカー選手権大会でも優勝した彼は、2022年にはWSOPでも3度のファイナルテーブル進出を果たし、参加費50,000ドルの「ポーカープレイヤー・チャンピオン」では3位入賞し、639,257ドルの賞金を獲得しています。
最後に
以上が、WSOPについての解説及び過去の日本人選手の成績についての情報です。WSOPには、毎年世界中のプロプレイヤーやアマチュアプレイヤーが参加し、賞金総額数億円以上の大金が懸かります。しかし、WSOP日本人選手はまだ世界のトッププレイヤーになっておらず、成績はまだまだ発展途上です！今後も日本のプレイヤーがWSOPで活躍する姿を期待しましょう。
